暑さは夏のキャンプや車中泊の大敵
近年はキャンプや車中泊がブームになっている一方、年々気温も上昇していることから夏のキャンプや車中泊では熱中症が増加しているようです。特にキャンプではお酒を飲むことも多いので、尿として水分が排出されることで熱中症リスクも高まります。
だからこそ乗り切るための対策が必要ですね。
扇風機やサーキュレータであれば価格的にも手に入れやすくコンパクトなものも多いので比較的準備しやすいと思いますので、ご紹介します。
扇風機（サーキュレーター）を選ぶポイント
キャンプや車中泊で使用する扇風機は、持ち運びを前提とするためコンパクトであることが必須ですが、それ以外にも以下のポイントを押さえておくことで用途に合った扇風機を見つけることができます。ポイントを以下にまとめてみました。
風力
ハンディ扇風機などは手に持って近距離で使用するので欲しいところに直接風を当てることが出来ます。少量の風力でも涼しく感じますが、キャンプ等の屋外で使用する場合はある程度の風力がないと自然に流れる風に負けてしまい、欲しいところに風が来ないことがあります。
静音性
車内やテント内で寝るときに使用する場合、大きな音がすると気になって眠りを妨げることがありますので、出来るだけ静かなのが理想ですよね。当然風力が強くなるほど音は大きくなりがちですので静音設計がされていると安心です。
収納力
車中泊やキャンプをする場合は、車にはそれなりの荷物が積まれている事が多いと思いますのでサイズが大きかったり形がいびつだったりすると不便ですよね。
機能性
車中泊やキャンプでは固定する場所が限られていることが多いので、風の方向を自在に変えたり、自動での首振り機能がついているととても便利です。
寝ている時に同じ場所に風を受け続けていると夏場だとしても体が冷えてしまいますので、タイマーなどがあると良いですね。
給電方法
電池で起動するもの、USB給電により起動するもの、充電式のものなど様々あります。それぞれにメリットデメリットがありますので、お好みで選ぶのが良いと思います。
⇒コードレスなので見た目がすっきり。電池交換も楽。
●USB給電式／AC電源式
⇒モバイルバッテリーやポータブル電源があれば電池交換の心配なし。
●充電式
⇒コードレスなので見た目がすっきり。
⇒電池の残量がわからない。替えの電池を持っていく必要あり。
●USB給電式／AC電源式
⇒コードが邪魔。モバイルバッテリーやポータブル電源頼み。
●充電式
⇒充電が切れた時に充電に時間がかかる。充電しながら使う場合はコードが必要になる。
価格
予算がありますので、一番大事な要素かもしれませんね。
おすすめの扇風機７選
上記のポイントを踏まえて、キャンプや車中泊でのおすすめ扇風機をご紹介します。
Keynice USB扇風機 12cm（2段階風量）
| ポイント | コメント |
| 風力 | 風力は強弱2段階 |
| 静音性 | 静音設計 |
| 収納力 | W（16cm）×D（5.5cm）×H（14cm） |
| 機能性 | 首が上下左右に360度調整（手動） クリップで挟めるため、固定しやすい。 |
| 給電方法 | USB給電式 |
| 価格 | 約1,680円～ |
私も購入しましたが、車内やテント内で一人用として使うには問題ない風力です。距離を置いて使うには物足りない印象ですが、価格が安いのでコスパは悪くないです。
CAPTAIN STAG デザイアー ファン付LEDライト
| ポイント | コメント |
| 風力 | 風力は２段階 |
| 静音性 | 静音設計なし |
| 収納力 | W（17cm）×D（16.5cm）×H（23.5cm） |
| 機能性 | ライト点灯可能。 フックで吊り下げ可能。 リモコン操作可能。 |
| 給電方法 | 電池式（単一２個） |
| 価格 | 約1,500円～ |
ライトを付けられる扇風機はなかなか無いのでテント内に吊り下げることができます。持ち手もついているので、暗くなった時の移動時の懐中電灯としても利用できます。
SUPEEC キャンプファン
| ポイント | コメント |
| 風力 | 風力は３段階（炭起こしとしても利用可） |
| 静音性 | 静音設計（45db） |
| 収納力 | W（12.8cm）×D（16.8cm）×H（12.8cm） |
| 機能性 | ライト点灯可能。（3段階調光） フックで吊り下げ可能。 リモコン＆タイマー機能付き。 |
| 給電方法 | 充電式 |
| 価格 | 約2,900円～ |
かなり多機能なライト付きの扇風機です。コンパクトなため大人数で使うには物足りないかもしれませんが、少人数でのキャンプにはお勧めです。
OLLY FOLDING FAN
| ポイント | コメント |
| 風力 | 風力は４段階 |
| 静音性 | 静音設計 |
| 収納力 | W（15cm）×（18cm）×H（27.7cm） |
| 機能性 | 4,400mAhのバッテリー搭載。 フックで吊り下げ可能。（カラビナ付き） リモコン＆タイマー機能付き。 上下180度の角度調節可能。 |
| 給電方法 | 充電式 |
| 価格 | 約3,780円～ |
収納時のサイズは商品詳細にも明記されていませんでしたが、かなりコンパクトに収納できるようです。荷物の多いキャンプや車中泊には最適ですね。コンパクトにも関わらず最大8m先まで風を届けることが出来る風力も魅力です。
スリーアップ 充電式コードレスボックスファン
| ポイント | コメント |
| 風力 | 風力は４段階 |
| 静音性 | 静音設計 |
| 収納力 | W（28.5cm）×（10cm）×H（31cm）※使用時 W（28.5cm）×（7cm）×H（39cm）※収納時 |
| 機能性 | 7,800mAhのバッテリー搭載。 タイマー機能付き。 上下110度の自動首振り機能付き。 |
| 給電方法 | 充電式 |
| 価格 | 約6,380円～ |
サイズが大きく感じますが、ボディ面に凹凸がないスタイリッシュなタッチパネル式で収納時も隙間に差し込めるような形状になっています。平らな面に置くことが前提となりますので車中泊には向きませんが、キャンプで使うと映えますね。
アイリスオーヤマ サーキュレーター アイ DC silent
| ポイント | コメント |
| 風力 | 風力は8段階（パワフル送風） |
| 静音性 | 風力8段階のうち5段階までが静音設計(35db以下) |
| 収納力 | W（21cm）×D（21cm）×H（29cm） |
| 機能性 | 上下65度・左右120度の自動首振り機能付き。 リモコン＆タイマー機能付き。 |
| 給電方法 | AC電源式 |
| 価格 | 約10,000円～ |
こちらはコンセント式なのでおまけでの紹介です。大きさ的に車中泊には不向きですが、風力も強くキャンプする時にツールームテントなどの大型のテントを使用する場合は活躍してくれます。
スノーピーク(snow peak) マキタ フィールドファン
| ポイント | コメント |
| 風力 | 風力は強中弱３段階 |
| 静音性 | 静音設計なし |
| 収納力 | W（18.5cm）×D（27.2cm）×H（28.4cm） |
| 機能性 | 左右45度の自動首振り機能付き。 フックで吊り下げることが出来る。 |
| 給電方法 | AC電源式 （別売りの充電式バッテリーを購入すればポータブルで稼働） |
| 価格 | 約10,890円～ |
風力は紹介した扇風機の中で抜群です。外で使用することを考えるとこちらのフィールドファンが優れています。価格は安くはないですが、優良工具メーカーのマキタと優良キャンプメーカーのスノーピークがタッグを組んだ製品なので、一流品であることは間違いないですね。
製品まとめ
今回紹介した商品を以下にまとめていますので参考にしてみてください。
★他のキャンプ用品についてもまとめていますので、こちらもご参考下さい。
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